タールプリン
デビエーション-タールプリンの見た目

領地内で働きます。原油の採掘をしたり、精油施設を使ったりできます。

種類 領地型
収容環境 ブルーライト/低温
入手方法 モノリス・アバランチ
サブクエスト

タールプリンは、領地型のデビエーションです。収容ユニットに収容しておくと、油田エリアでは原油を採集してくれます。また、製油所が設置されている場合は製油所で作業を行い、燃料の変換効率を上げてくれます。

大地の膏血を吸い取る小さなタコです。生命には常に思いがけない抜け道があるものです。

タールプリンの能力・効果

  • 【ガスの採集】
    領地の周囲で燃料を採集します。また、製油所での作業中は燃料の変換効率が上がります。

タールプリンの収容環境

  • ブルーライト

    ミーム『基礎インテリア-II』で解放される『青色のスポットライト』を近くの天井に設置する。

  • 低温

    ミーム『温度管理』で解放される『冷風扇』を近くに設置する。

タールプリンの色違い

タールプリンの色違いデビエーションはありません。

タールプリンの入手方法

タールプリンは、以下の方法で入手することができます。

  • モノリス・アバランチ
  • サブクエスト

モノリス・アバランチ

タールプリンの入手方法-モノリス・アバランチ

タールプリンは、『モノリス・アバランチ』のボス討伐時の報酬で入手可能です。モノリスの初回クリア時には必ずドロップし、難易度に応じてノーマルは異能/活性レベル共にレベル1、ハードはレベル2、マスターはレベル3のデビエーションがドロップします。2回目以降はランダムでドロップし、難易度に応じて上記のレベル以上のデビエーションが入手できます。

サブクエスト

タールプリンは、『白銀の荒野』シナリオのサブクエスト『デビエーション:タールプリン』を達成することで入手できます。

異常アーカイブ

デビエーションO-053は未知の陸生軟体動物で、タコに似ており、手足は約30cm、重さは10~70kgです。体色は鮮やかな青地に黒の斑点がついています。全体的な形態の特徴はメンダ科の動物と一致します。O-053の個体の多くは火山の溶岩洞などの地下構造に収容されています。

O-053の主な異常特性はその異常な身体構造です。O-053にはいわゆる臓器がなく、表皮の下の組織は高粘度、低揮発性の濃い茶色をしたゲル状炭化水素化合物(以下O-053-Aと呼ぶ)です。
スペクトル分析によると、O-053-Aの主な成分は炭素約85%、水素約15%、少量の硫黄、酸素、窒素およびその他元素であり、分子量は270~300となっています。その理化学的性質の大部分は原油と同じです。
O-053の生命活動において、O-053-Aは規則的な無定形変化によってさまざまな空洞や血管、またはそれに似たような構造を形成し、それがいわゆる生物の臓器の役割を担います。

地面での移動をより容易にするため、O-053の個体体内には低密度の炭化水素類で満たされた気胞が存在します。容積は約5~20Lです。内部の混合気体の主成分は水素とメタン、密度は約0.29kg/m3で、そのために宙に浮けるのです。

O-053は、内部にある大量の気胞と脆い不定形組織を保護するために、自身に適した殻を探してその中に住みます。一般的に、適当な大きさの多孔質火成岩の中をくり抜いて殻として用います。時に、ドラム缶やスーツケースなどの廃棄された人造物に住んでいる個体もいます。

O-053は、原油やパラフィン化合物を摂取することでその生命を維持しており、水、空気などの有機的な栄養素を必要としません。「食事」の際は、頭足類動物の排水口にあたる器官を管状に伸ばし、地層構造に突き刺して原油を吸引します。
理論的には、原油貯留層に届くほどの管を形成するために必要なO-053-Aの質量はO-053を遥かに超えるはずですが、その質量の供給源は不明です。

注目すべきは、O-053がある特殊な電磁波感覚器官を備え、地下の貯留層を探知することです。その原理はまだ明らかになっていません。この特徴を利用して原油やガスを探知する計画(登録番号■■ ■■/■■■■■■)はすでに承認されています。

収容に関する注意事項:
すべきこと:
O-053の個体はレベルIII以上の高価値生物収容エリアに収容し、耐火材で作られた密閉設備を増設すること。その他の収容設備は付録O-053-G-001を参照の上増設すること。

禁止事項:
火種(種類は問わない)を携帯して収容エリアに入ること。